> 食材辞典 > 甘いほうれん草? 旬とアク抜き方法をしって、ママも子どももおいしく食べよう♪
「子どもの嫌いな食べ物は?」お母さん方に聞いてみると多かった答えは??
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ほうれん草。
独特の苦みが苦手なお子さんも多いのでしょうね。
でも、しっかりアクぬきをすれば大丈夫!
旬のほうれん草には栄養もたっぷり入っているので、積極的に食べさせたいですよね。
ほうれん草はプランターで簡単に育てることができるってしっていましたか?
子どもと一緒に9月〜10月頃に種まきをすれば、旬の冬に美味しくて栄養たっぷりのほうれん草ができます。
成長を楽しみながら水あげをすることで、自然と興味を持ってくれます。
子どもから「おおきくなったね」と話してくれ親子の会話もはずみますよ。
初心者の私でも、美味しいほうれん草を作ることができました。
みなさんも試してみてはいかがでしょうか?自分で育てた野菜だと、よろこんで食べてくれるかも!?
全国で栽培され、1年中手に入りますが、11月から3月が旬です。
冬のほうれん草は、他の季節と比べて栄養価が高く、甘みも多いので、この時期に是非食べたい野菜です。
生産地は千葉、埼玉、群馬と都心部が大半を占めています。輸送が難しいことから大都市の近くで栽培されることが多いのですよ。
鉄分、カリウム、亜鉛、カロテンや葉酸が含まれていて、栄養豊富。カロテンは体に入るとビタミンAとなり、粘膜を丈夫にして風邪を引きにくい体を作ります。貧血をふせぐ鉄分とともに、体への鉄の吸収率を高くするビタミンCも豊富に含みます。
葉が厚く、茎にもハリがあり、鮮やかな緑色でみずみずしいものを選びましょう。
根元が赤いほうれん草を見つけたらその部分をぜひ食べてみて!
甘味が強く、ミネラルたっぷりです!
湿らせた新聞紙で包み、ビニール袋に入れ、冷蔵庫で立てて保存します。
長持ちさせる場合には茹でてから、水気を絞り、ラップに包んで冷凍庫にいれると、1ヶ月程度保存できます。
離乳食初期から与えてOKなほうれん草。
初期は裏ごしをしなければならないのでちょっと面倒だなと思ってしまいますよね。
でも、ちょっとの工夫で簡単に調理できるんですよ!
子どもがほうれん草が苦いと感じてしまうのは、アクぬきがうまくできていないから!?
しっかりとアクぬきをすれば苦みは感じません。ほうれん草を苦手と思わせないようにアクぬきの仕方を覚えましょう!
(大人は1分くらいでさっと上げ、離乳食用は2分くらいが目安)
ゆでたほうれん草を、切らずに冷凍して、凍ったまますりおろすと、手間がはぶけて時短につながりますよ!
食べさせるときは、ペースト状にしたものをそのままあげても良いですが、おかゆとまぜたり、すりおろしたりんごとまぜると喜んで食べてくれます。
2回食になってくると、「いつも同じメニューだな...」、「1度出したけど嫌がって食べなかったし...」などと思ってしまいますが、赤ちゃんが飽きないようにレパートリーを増やして栄養たっぷりの離乳食をあげたいですよね。
ほうれん草は、最初に苦手意識をもってしまうお子さんが多い食材かもしれませんが、アクぬきをして納豆や豆腐などお子さんの好きなものと和えたり、片栗粉でとろみをつけるなど退く風で食べやすくなります。。
その時に、「食べられたね!おいしいね!」などの声かけをしてあげてください。
それによって自信がついたり、食事が楽しいと感じて、次もまた食べてくれることにつながっていきます。
茎の部分も、柔らかくゆでて細かく刻むと食べられるようになります。
葉先よりも栄養があると言われているので積極的に食べさせてあげましょう!
手づかみ食べをしたくなるころなので、ハンバーグやいももちのなかに細かくしたほうれん草をいれると、ほうれん草嫌いな子どもでも気付かずに食べやすくなりますよ。
ペースト状にしたものを、蒸しパンのなかにまぜると色がきれいな蒸しパンケーキができるのでぜひ試してみてください♪
ほうれん草には大きく分けて2種類あり、中国から伝えられた東洋種と、ヨーロッパから伝えられた西洋種があります。
東洋種は、葉先がとがっていて、葉の根元が赤く、歯ざわりが良いです。
西洋種は、葉が分厚くアクが強いのが特徴。他に、アクが少なく生で食べられるサラダほうれん草、縮んだ葉が特徴で甘味が強いチヂミほうれん草もあります。
チヂミほうれん草は、寒さに当てて栽培することで糖度を高めているのです。
今、スーパー等で売っているのはほとんどが、東洋種と西洋種のまざった交雑種です。
1930年台に、アメリカで人気をあつめた、短編アニメ映画シリーズに登場したポパイ。
ポパイはほうれん草の缶づめを食べるとすごいパワーを出して活躍します。
映画が製作されたときは、ほうれん草の缶づめはなかったそう。
ポパイ人気の影響を受けて製造が始まったというエピソードがあります。
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ライター:たてまゆ
食べること、料理をすること、子どもの笑顔が大好きな3人娘のかあさん。
食べもののこと、食べかたのこと、
子どもがたのしく、おいしく食事を楽しめるような情報を発信していきます。
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・参考文献
野菜で食育! おいしいスイーツ 冬野菜でつくるお菓子
岩崎書店 柿沢安耶
もっとからだにおいしい野菜の便利帳 高橋書店
白鳥早奈英 監修 板木利隆 監修
北海道フードマイスター検定公式テキスト第6版
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