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子どもの食育

親子で楽しもう! くるるの杜で「新米でもちつきをしてあんころ餅を作ろう」体験

2018.11.14
たてまゆ WRITER

たてまゆ

子どもと一緒に農産物を収穫して、みんなで作物についての学びを交えながらの調理体験。
「やってみたいな」「やらせたいな」と思いながらも、家庭で実践するとなるとハードルが高く感じてしまうことってありませんか?
調理の際の準備や後片付けの大変さもさることながら、農産物への知識をえる機会は、大人でも少ないものですよね。

農産物に関するお話やクイズを通して、食と農業にふれあい、学びながら農作業・調理加工体験ができる。さらに、新鮮野菜で作られた料理が並ぶ農村レストランに、帰りは直売所でお買いもの・・

そんな、ママにもパパにも子どもたちにもうれしい、食と農業とふれあえる施設が北広島市にある、ホクレン食と農のふれあいファーム「くるるの杜」。

気持ちよく空気が澄んだ秋晴れの日。モグマグ編集部は、読者ファミリーの皆さんと一緒に「くるるの杜」で調理加工体験をしてきました!
今回は、「新米でもちつきをしてあんころ餅を作ろう」というプログラムを体験してきましたよ。
その様子をレポートします!


まずは、事務所で手続き

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予約時間の10分前に受付をし、現金で支払いをして、木札を受け取ります。
木札を持って体験場所へ移動します。

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体験場所に着いたら、三角巾とエプロンをつけて手を洗い準備完了!

大人も苦戦?!楽しいクイズで食材について学ぼう

優しいスタッフの方が、子どもでもわかるように、お米の生育過程や小豆に関する豆知識など、その日に使用する農産物について、写真付きで説明してくれます。

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近くに農家の方がいないと知ることのできない内容に、みんな興味津々。

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時折、クイズも交えながらの楽しい学びの時間に、子どもたちも飽きることなく真剣な表情でお話を聞いていましたよ。

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「こっちかな?こっちじゃない?」

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クイズの答えを子ども同士で相談し合う姿や、楽しそうな会話も聞こえてきました。

中には、大人でも「え!そうなの?」と初めて知る内容もあり、大人がみんな不正解の中、子どもが正解!というクイズも。
大いに盛り上がりました!

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ひとつひとつ、きめ細やかな工程で食材の変化を体感

クイズが終わると、いよいよおもちつきスタート!?
すぐに、ぺったんぺったんするのかなと思っていたら・・

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お皿に乗ったふかしたてのもち米が・・!

「ふつうのお米より、もちもちしてるねー!」
「美味しい、美味しい!」

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ひとつまみでは止まらず一皿食べてしまう食いしん坊も…笑


ふかしたてのもち米を食べる経験は、家庭ではなかなかさせてあげられないもの。もち米がおもちになっていく過程を味わいながら体験する。子どもたちと一緒に、そんな貴重な体験ができるのもうれしいポイントです。

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大人も子どもも夢中になるひととき

もち米を食べ終わった後に重要なのが、炊き上がったもち米を杵でつぶしていく作業。ここは大人の力の見せ所!お父さんもお母さんも、子どもたちの「がんばれ〜」の声を聞きながら順番に、つぶしました。

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そして、やってきたおもちつきといえば・・のあの光景。

ぺったん、ぺったんとおもちをついていきます。

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「ぺったん、ぺったん」
「よいしょ〜よいしょ〜」
「頑張れ〜」
子どもたちの可愛い掛け声と手拍子の中、
みんなの願いはひとつ、「美味しいおもちになりますように」
大人も子どもも楽しみながら、力一杯もちつきをしました。

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みんなの力で粘り強いおもちがつけました。

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力仕事のおもちつきのあとは、テーブルごとに丸めていきます。

おもちが乾かないうちにと大人が必死で丸める中、
つきたてのおもちをパクッと口に入れて満面の笑顔になる子や、何も言わずにおもちを食べ続ける子がいたり…自分で作ったおもちの味は格別だったようで、それぞれに楽しみながら、みんないいお顔を見せてくれました。

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おもちつきですっかり満足してしまった私たちですが、
今回の体験は「あんころ餅」
忘れちゃいけない、各テーブルに配られたおいしい北海道産のあんこ。
おもちであんこを包んだり、おもちの上にあんこを乗せたり・・
お母さんが丸めていたあんこを、その横でパクッと食べている子も?!

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「おいしい、おいしい」とみんな手が止りません。笑

「わたしが作ったおもちおいしい?」とお父さんにたずねる子の姿にほっこり。

「最近、こんなに楽しく笑いながら、子どもと一緒にキッチンに立てていなかったなぁ」と振り返りつつ、久しぶりのゆったりとした親子のふれあい時間を満喫したのでした。

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家庭ではハードルの高い体験も、充実したサポートで大人も子どもも楽しめる

子どもにもちつきを経験させてあげたいなぁと思っても、杵と臼を用意して、もち米ふかして…となると、家庭ではなかなかハードルが高いですよね。

くるるの杜のスタッフの方が体験が始まる約1時間前から、臼をお湯で温める、もち米を蒸すなどの準備を全てやってくださいました。ありがとうございます・・!

私たちがしたのは・・体験と後片付けの洗い物だけ。

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とっても気軽におもちつきを子どもと一緒に楽しめます!

これまでは、新鮮な野菜を買いに行ったり、お友達や家族とレストランを利用するだけで、体験は初めてのことでしたが、私だけでなく、家族みんなワクワクドキドキしながら、参加しました。その結果・・心もお腹も大満足。

くるるの杜では、私たちが体験した「新米でもちつきをしてあんころ餅を作ろう」のプログラム以外にも、季節に合わせた体験プログラムが盛りだくさん。

 

是非みなさんも、子どもと一緒に「くるるの杜」でさまざまな体験を楽しんでみてくださいね♪

 

taiken


ホクレン 食と農のふれあいファームくるるの杜

住所:〒061-1270 北広島市大曲377-1(クリックするとGoogleMapが開きます)
TEL:011-377-8700(受付時間9:00~17:00)

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次回は農村レストランと直売所のレポートをお送りします!

 

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WRITER

[食べること、作ること、食べている人の笑顔が好きな]
保育士/幼児食アドバイザー。 

海と歴史の街、函館市出身。5人姉妹の3女として、明るく賑やかな家庭で育ったムードメーカー。大学卒業後、大手菓子メーカーで接客にたずさわり、お客様の笑顔を見ることがよろこびでした。
現在は、3姉妹の子育て中。子育てを機に、食への興味が深まり、日々のご飯にちょっとした工夫を取り入れるように。子育てをしながら保育士と幼児食アドバイザーの資格を取得し、あきらめずに続けることの大切さを感じました。
子育て中のお母さんや、これからお母さんになる人たちが、日々の食卓を子どもと笑顔で囲めるように・・子育てと保育士の経験から、毎日のご飯に生かせるヒントや、食の楽しさやおいしさを伝える記事をつづっていきます。

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