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離乳食初期のアドバイス<おかゆ編>

2018.04.25
たてまゆ WRITER

たてまゆ

生後5ヶ月~6ヶ月からスタートする離乳食。

一人一人の個人差がありますが、
◎首や腰が座っている
◎スプーンを口に入れられる
◎大人の食事をほしそうにしている
など、食べることに興味を持ち始めた時がはじめ時です。
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開始時期が早すぎると、アレルギーのリスクがあるという説もありますが、一般的には5~6ヶ月からスタートする人が多いようです。

離乳食が始まる前は、「初めてのごはんだから…」とワクワクドキドキ。

okayu05でも、おかゆってどうやって作るの?
どうやって保存するの?
冷凍していいの?
…などなどわからないこともたくさんありますよね。

そこで今回は離乳食の基本、「おかゆ」についてご紹介します。
おかゆの炊き方や、保存方法、スタッフが実際に使っていた便利グッズなど、はじめてのおかゆ作りのヒントを集めました。


離乳食を始めて、ほとんどの赤ちゃんが最初に食べるのがおかゆです。
おかゆはお米からでも、ご飯からでも、炊飯器でもできますよ◎お料理が苦手だなと思っているママでも安心してくださいね^^

お米から作るおかゆ

okayu01① 米を洗って、30分ほど水につける。
② 厚手の鍋(土鍋など)に米と分量の水を入れて日にかける。
沸騰したら弱火にして、フタをずらして約1時間程度炊く。(むやみにかき混ぜないこと)
③ 火を止めて、フタをきっちりして5分間蒸らす。

ご飯から作るおかゆ

① 厚手の鍋に、ご飯と分量の水を入れてフタをして火にかける。
② 沸騰したら弱火にし、吹きこぼれないように気をつけながら20分ほど炊く。
③ 火を止めて、フタをしたまま5分間蒸らす。

炊飯器で作るおかゆ

① 米を洗って30分ほど水につける。
② 内釜に米と分量の水を入れて炊飯する。

おかゆ・軟飯の割合oyayunanpan

「一度にたくさん作っていいの?」

okayu03毎食作りたてを食べさせてあげたい。という想いはありながらも、子育てをしているとなかなか難しいですよね。
おかゆは少量ずつ作るよりも一度にたくさん作った方がおいしくできます。
まとめて作って、一回に食べる量に分けて冷凍しましょう。

okayu04冷凍する時は、製氷機を使ったり、保存用袋に箸などで分け目を作ると便利です。
おかゆを炊き、完全に冷めたことを確認してから、製氷機に入れ、ラップをかけて冷凍庫へ。
しっかり冷凍されたら、パキッと型からとって保存用袋に入れ替えて再び冷凍庫へ入れましょう。

※ 小さいキューブを1個、2個。大きいのと小さいのを1個ずつなどその日の食べられそうな量に合わせて解凍しましょう。

他にもこんなアイテムがオススメ!

圧力鍋okayu02圧力鍋でおかゆを炊くこともできます。
おかゆだけでなく、野菜なども圧力鍋で調理するとすぐにやわらかくなり、私は離乳食のほとんどを圧力鍋で作っていました**

ブレンダーやフードプロセッサー
おかゆや野菜、魚なども、ブレンダーにかけると、短時間でお好みの形状に。
初期の頃はほとんどの食材をなめらかになるまですり潰す必要があるので、重宝しました!

すり鉢やすりこぎ
椅子に座って、離乳食を食べさせ始めてから、「あれ、食べない…かたすぎたのかな?大きすぎたかな?」と思ったらすぐに、すり鉢とすりこぎで食べやすい形状に。
赤ちゃんの舌は敏感です!少しでもいつもより大きかったり、とろみが少なかったりするだけで食べないことも…お子さんの食べる様子を見て、すりこぎでつぶすなど工夫してあげてくださいね^^
小さめのものなら100円ショップにもありますよ♪

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WRITER

[食べること、作ること、食べている人の笑顔が好きな]
保育士/幼児食アドバイザー。 

海と歴史の街、函館市出身。5人姉妹の3女として、明るく賑やかな家庭で育ったムードメーカー。大学卒業後、大手菓子メーカーで接客にたずさわり、お客様の笑顔を見ることがよろこびでした。
現在は、3姉妹の子育て中。子育てを機に、食への興味が深まり、日々のご飯にちょっとした工夫を取り入れるように。子育てをしながら保育士と幼児食アドバイザーの資格を取得し、あきらめずに続けることの大切さを感じました。
子育て中のお母さんや、これからお母さんになる人たちが、日々の食卓を子どもと笑顔で囲めるように・・子育てと保育士の経験から、毎日のご飯に生かせるヒントや、食の楽しさやおいしさを伝える記事をつづっていきます。

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