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おいしい本

11ぴきのねことあほうどり「おいしい絵本」その2

2019.11.08
高橋洋平 WRITER

高橋洋平

「ぐりとぐら」のカステラ、「しろくまちゃんのホットケーキ」、
絵本の中にはおいしそうな食べものがたくさん出てきます。
実際には食べられないのに、ふんわりと記憶に残る「おいしい絵本」の味…

前回に引き続き、モグマグでは「食欲の秋」と「読書の秋」をかけて、スタッフオススメのおいしい食べもの絵本をご紹介します。

 

WEB担当、高橋洋平のおすすめ

 

ページをめくるたびに強烈な笑いに包まれる!家族みんながお腹をかかえる楽しい一冊

子どもに絵本を読んでいる時って、自分も童心に帰っている瞬間がありますよね。
「11ぴきのねことあほうどり」は、終始子どもと同じテンションで読み続けられる、
ワクワクとゲラゲラが詰まった、楽しい絵本です。

 

11ぴきもいると生まれるのは団結力、、よりも集団心理?

今回モグマグのスタッフが持ち回りで「おいしい絵本」を紹介することになり、僕が真っ先に思いついたのが、作品中に登場する「コロッケ」と「とりの丸焼き」。

11-2※ごくま社様許諾済


物語は11ぴきのねこが、コロッケのお店を始めるところからはじまります。

このシリーズをご存知の方なら、この作品を初めて読んだ時には、あの不まじめなねこ達がお店を開店して真面目に働くなんて!!?

と思ったに違いありません^^

このコロッケに当時3才の娘も僕も興味深々。

今までコロッケをあまり食べなかった娘ですが、ある時スーパーで買い物中にコロッケが食べたい!言い出すほどでした。

漫画風コロッケですが、大人も無性にコロッケが食べたくなるなる。

また、ねこ達が頭の中で妄想する「とりの丸焼き」も、骨つきでなんだか美味しそう^^

 

はじめは繁盛していたコロッケ店も、次第に売れ残るように…
毎日売れ残ったコロッケを食べているうちに、ねこ達はコロッケに飽きてきます。

「とりの丸焼きが食べたいね」なんて言っていたその時!
タイミングよく現れたのは、1羽のあほうどり!

ねこ達の目が光ります。
彼らがつくったコロッケがとても気に入ったあほうどりは「くにのきょうだいにもたべさせたいな〜」とつぶやきます。

あほうどりが11羽兄弟だと聞いて、ねこ達の頭にはあらぬ欲望がうかび、ねこ達は兄弟が住む、あほうどりの国を目指すのでした・・・

 

あほうどりを食べたくて仕方ないねこ達と、ねこに狙われているなんで思いもしないあほうどり

中心人物「とらねこ大将」のリーダーシップを軸に、11ぴきいることでできる団結力や、11ぴきもいるからこそ、どこかで油断してしまう集団心理などが、ユーモアたっぷりに描かれています。

また、タイトルにも書かれている「あほうどり」はどこか間抜けなキャラで、数を数えるシーンでは全く予想ができない数え方に、ねこ達と一緒に大人もクスリ。

同じネタなのに2回笑える仕掛けがあったり、読者を楽しませてくれますよ。

11-3

 

あほうどりを食べたくて仕方ないねこ達と、ねこに狙われているなんて思いもしないあほうどり。
両者のずっこけな掛け合いを是非お楽しみください。

また、想像もつかないラストの大どんでん返しも見ものです!

 

ちりばめられたユーモアと独特の色使いで、永く愛される本

作者の馬場のぼるさんは、もともとは漫画家だったそう。
それもあってか、一般的な絵本と異なり、文章+挿絵というよりは、どのページも1コマ漫画+文章という印象を受けます。
大胆な構図で展開されていくストーリーは、ページを開くたびに期待と笑いの連続です。

1つのページに使う色の数をあえて抑えた、独特のやわらかで懐かしい色使いは、現代では新鮮にうつります。
同じ壁の絵でもページが変わると色が変化しているのを発見したり……
何度読んでも違う楽しみがあり、そんな細やかな作りが永く愛されるゆえんなのかもしれませんね。

 

最後に、

4歳の娘の反応は?!

11-4 こんな感じ。

11ぴきのねことあほうどり
馬場 のぼる
こぐま社



つづきます。

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WRITER

かかわる人を笑顔にみちびくWEB集客プロデューサー。

北海道の首都、札幌生まれ札幌育ち。自由気ままな一人っ子として育つ。
学生時代から社会人にかけて、バンド活動にあけくれたのち、印刷会社制作部門で管理職に。2006年からWEBの世界に飛び込み、ディレクターとしてのキャリアをスタート。これまでに手がけたサイト数は 400サイトを越えます。
「結果の出るサイトづくり」を得意とし、クライアントとエンドユーザーの橋渡しをしています。 現在はWEBプロデューサーとして、インターネットマーケティングの知識と経験を生かした集客施策を行い、大手菓子メーカー、大型商業施設、カーディーラー、税理士事務所などさまざまなクライアントを抱える他、セミナーでの講師などもつとめています。

2017年からモグマグに参画。家族との時間を大切にしながら、ひとり娘とともに絵本の世界を再発見したり、休日にはパン作りを楽しむことも。趣味は、茶道とカメラ。

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