> 献立・レシピ > ひとみのお悩み解決レシピvol.6〜「お魚嫌い克服レシピ」編
6回目のテーマは、「お魚嫌い克服」です。
良質なタンパク質や、頭の働きを活性化するといわれるDHA、歯や骨を丈夫にするカルシウムなど、体にうれしい栄養素がたっぷり含まれるお魚ですが、パサパサとした食感や、独特の生臭さ、内臓の苦味など苦手な理由はさまざま。
そこで今回は、下処理の仕方や薬味を使うなど、ちょっとした調理の工夫で、ぐっとお魚が食べやすくなるレシピをご紹介します。
まずは、タラを使ったレシピを2品ご紹介します。
身がプリプリで骨も少ないタラは、お魚のパサッとした食感が苦手な子にも食べやすいお魚。
子どもが大好きなマヨネーズを使ったり、甘辛い味付けにすることで、より食べやすくしています。
<材料>
○タラの切り身…3切れ
○塩…少々
○こしょう…少々
○玉ねぎ…1個
○キャベツ…1/8玉
○えのき茸…1/2袋
○レモン…1/2個~1個
○マヨネーズ…大さじ3
○ゆず胡椒…適量
○とろけるチーズ…60g
<作り方>
①:玉ねぎは薄いくし切り、キャベツは粗めの千切り、えのき茸は長さを半分に切って、耐熱皿にのせ、軽く塩こしょうを振る。その上に、輪切りにしたレモン6枚をのせる。
②:タラは6等分にし、軽く塩こしょうをして、①のレモンの上にのせる。
③:子ども用にはマヨネーズ、大人用にはマヨネーズとゆず胡椒を混ぜたものをタラの上に塗り、上からとろけるチーズを散りばめる。
④:180℃に予熱したオーブンで20分くらい焼いてできあがり。(魚の大きさや、機種によって焼き時間を調整してください。)
※仕上げにドライパセリを散りばめるとよりおいしそうに◎
<材料>
○タラの切り身…3切れ
○小麦粉…適量
○たまご…1個
○揚げ油…適量
○塩…適量
【甘酢】
○砂糖…大さじ1と1/2
○酢…大さじ2
○しょうゆ…大さじ1
【タルタルソース】
○たまご…1個
○玉ねぎ…(おろしで)小さじ1
○マヨネーズ…大さじ4
○砂糖…小さじ1/2
○酢…小さじ1/2
○ドライパセリ…小さじ1
○こしょう…少々
<作り方>
①:タラは一口大に切り、軽く塩を振る。タルタルソース用のたまごをゆでておく。玉ねぎはおろし金ですりおろす。
②:①のタラに小麦粉をまぶし、溶き卵にくぐらせる。
③:揚げ油を180℃に熱し、②を入れてカラリと揚げる。
④:【甘酢を作る】ボウルに甘酢の材料を入れ、混ぜたらできあがり。
⑤:③の粗熱が取れたら、甘酢をからませ、お皿に盛りつける。
⑥:【タルタルソースを作る】ゆでたまごはフォークなどで細かくし、残りの材料を加えて混ぜ合わせたらできあがり。
⑦:⑤にタルタルソースをたっぷりかけてできあがり。
マヨネーズ焼きと南蛮の2品は、タラの代わりに、鮭やマスでもおいしくいただけます◎
それぞれのお魚のおいしい季節に合わせて、試してみてくださいね^^
3品目は、独特な生臭さが苦手な方も多い青魚を使った一品をご紹介します。
魚の生臭さは、下処理をしっかりしたり、にんにくや生姜などの薬味を使うことで軽減されるのです!
トマトの酸味とニンニクの風味で、グッと食べやすくなるサンマのトマトソースがけです。
<材料>
○サンマ…4尾
○塩…少々
○こしょう…少々
○片栗粉…適量
○油…適量
【トマトソース】
○トマトの水煮…150g
○にんにく…1片
○オリーブオイル…大さじ1
○塩…少々
○こしょう…少々
<作り方>
①:にんにくはみじん切りにし、サンマは3枚におろしよく洗う。
②:1尾を6枚に、合計24枚に切る。軽く塩を振って数分おき、出てきた汁をしっかり拭き取る。(生臭さが軽減されます。)
③:軽くこしょうを振り、片栗粉をまぶす。
④:温めていないフライパンにオリーブオイルとにんにくをいれ弱火にし、にんにくの香りが立つまで炒める。
⑤:④にトマトの水煮を加えて中火にし、少しとろみがつくまで混ぜながら加熱し、塩こしょうで味を整える。
⑥:別のフライパンに少し多めの油を入れて、加熱し③を並べて両面焼く。
⑦:お皿に⑥を盛り付けて、上からトマトソースをかけてできあがり。
<Point>
サンマは、3枚おろしの状態で売っているものでOK。鮮魚コーナーで、おろしてくれるところもあるので、お願いしてみても◎
サンマの代わりにサバやイワシでも、おいしくできます。
【お悩み別】お魚を食べやすくする工夫まとめ
よく洗い、塩を振って数分してから出てきた水分を拭き取る。
にんにくや生姜など、薬味を使うことでおいしく食べやすくなります。
加熱のしすぎに気を付けたり、揚げ物にしてみるのも◎
脂ののった旬の時期のお魚を選ぶことも、ひとつの方法です。
タラやカレイなど、骨の少ない種類を選ぶ。骨の少ないしっぽの方を食べさせてあげる。
子どもが小さいうちは、調理の際に骨抜きを使って骨を取り、徐々に骨の取り除きかたを教えながら一緒に食べるのもいいと思います。
いかがでしたか?ちょっとした工夫で、ぐっと食べやすくなるお魚。栄養バランスが良いので、日々のごはんに上手に取り入れたいですね^^
今回ご紹介したレシピは、お魚の種類でアレンジがきくので、ぜひ色々と試してみてくださいね。
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