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[②梅シロップ編]梅仕事を子どもと楽しもう〜

2018.07.17
たてまゆ WRITER

たてまゆ

爽やかな梅の酸味とほのかな甘さがのどと体をうるおしてくれる梅シロップを。

ume2-2わが家では、数年前から初夏の時期に梅仕事をするようになり、この季節には欠かせないものになりました。
暦の上では夏至も過ぎ、気温が上がって行くこれからの時期にぴったりの飲み物です。
お水で割ったり、炭酸水で割って梅ソーダにしたり…我が家の子どもたちも様々な楽しみ方をしています。
難しそうなイメージのある梅シロップをですが、ポイントさえおさえれば、実は材料を瓶に詰めていくだけで簡単にできるんです!
皆さんも是非この時期にしか楽しめない、梅シロップを作ってみませんか?

梅シロップの準備で何と言っても大切なポイントが、保存瓶の消毒。

しっかり消毒して保存性を高めましょう!
瓶の消毒というと煮沸が一般的ですが、梅仕事に使う瓶は大きめのものが多いですよね?
そこで、オススメなのがアルコール消毒。
食品や食器についても大丈夫なアルコールを用意し、瓶に直接シュッシュと吹き付けます。
次にキッチンペーパーでしっかり拭き取ったらOK!
簡単に消毒ができるので、梅仕事の前に必ず消毒してください。

梅シロップ

<材料>
青梅:1kg
砂糖:1kg
砂糖は白砂糖でも、氷砂糖、黒糖でも良いです!お好みで♪
半量ずつ砂糖の味を変えて作り、味比べをするのも楽しそうですね。

 

<梅の下ごしらえ>
ume2-3梅を梅干しなどに加工する前の下ごしらえは、昔からの台所の知恵。青梅は2〜4時間水につけてアクを抜き、ザルなどにあげて水気を切ります。黄色く熟した梅は、さっと洗えばアク抜きはしなくてOKです。
ふきんなどで、ていねいに水分をとります。

 

<作り方>
ume2-1①:つまようじを使って梅のへそをとる
②:梅を一つ一つ、フォークで数か所穴をあけて瓶に入れる
③:梅のまわりに砂糖がまんべんなく付くように、梅と砂糖を入れていく
④:このまま冷暗所で保存し、2〜3週間が飲み頃

今年は梅酒にも挑戦してみましたよ^^
瓶の消毒は梅シロップと同様なので上記を参考にしてくださいね♪

梅酒

<材料>
青梅:1.2kg
氷砂糖:500g〜800g
800gだとしっかり甘くなります!お好みで^^
ホワイトリカーや焼酎、日本酒やラム酒など好きなお酒:1.8L(一升)

※ この分量だと容量4Lの保存瓶が必要です!
梅の下ごしらえは、梅シロップをと同様にていねいに行ってください!

 

<作り方>
ume2-4①:つまようじで青梅のへそを取り、瓶へ入れる
②:氷砂糖を入れる
③:青梅と氷砂糖を交互に繰り返す
④:原酒を加えて完成
⑤:このまま冷暗所で保存します

 

3ヶ月で飲み頃を迎えますが、月日が経つことでうまみが増すとも言われていて、1年、2年、3年…と時間をおいて楽しむ人も多いようです。
氷砂糖を黒糖やきび砂糖にかえるとこっくりとした味わいに。お酒の種類によっても飲み口が変わるので、その年ごとに作り変えてみるのも楽しいですね。

熱い夏を梅シロップでさっぱりと乗り切った頃に、梅酒ができあがり大人は秋の夜長を楽しむ。季節のうつろいと共に、長く楽しめるのも梅仕事の面白さです。
スーパーに梅が並んでいるうちにぜひ梅仕事、チャレンジしてしてみてくださいね^^

 

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[食べること、作ること、食べている人の笑顔が好きな]
保育士/幼児食アドバイザー。 

海と歴史の街、函館市出身。5人姉妹の3女として、明るく賑やかな家庭で育ったムードメーカー。大学卒業後、大手菓子メーカーで接客にたずさわり、お客様の笑顔を見ることがよろこびでした。
現在は、3姉妹の子育て中。子育てを機に、食への興味が深まり、日々のご飯にちょっとした工夫を取り入れるように。子育てをしながら保育士と幼児食アドバイザーの資格を取得し、あきらめずに続けることの大切さを感じました。
子育て中のお母さんや、これからお母さんになる人たちが、日々の食卓を子どもと笑顔で囲めるように・・子育てと保育士の経験から、毎日のご飯に生かせるヒントや、食の楽しさやおいしさを伝える記事をつづっていきます。

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