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インドア夫婦が家族でアウトドアに挑戦?!子どもと楽しむキャンプ手ぶらパック@Youtei Outdoor

2018.07.24
高橋さやか WRITER

高橋さやか

こんにちは。モグマグ編集長の高橋さやかです。
みなさん、キャンプってしたことありますか?

私は子どもの頃、毎年夏に家族で南富良野にある、かなやま湖へ行っていました。緑に囲まれた大きな湖で、湖畔にテントを立てて泊まることもあれば、宿泊施設を利用することもあり、宿泊方法はその年によってさまざまでしたが、湖畔で弟たちと遊んだこと、湖面で行われた花火大会のことなど、今でも美しい景色と楽しかった記憶が胸に刻まれています。

楽しかった思い出はありながらも、大人になるにつれてアウトドアからは遠のき、インドア派で虫が苦手な夫と結婚してからは、
「キャンプ? キャンプねぇ・・色々準備も大変だしね・・」
「山登り? ないないない」

と、より遠い存在になっていきました。

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子どもの成長とともにわいてきた、アウトドアへの興味

そんなインドア派の私たちでしたが、娘の成長をきっかけに少しずつ心境に変化が。
大きな公園でのびのびと遊ぶ姿、祖母の家で真剣に土いじりをする横顔、ファームステイ先で草の茂みを観察する様子。
いつもと違う娘の姿だけでなく、自然の中へ行くと心も体もスーッと解放されて行く感覚に大人の私たちも心地良さを感じ、年々、外へ行く機会が増えてきました。


「キャンプいきたい!」


ある日、ワクワクした表情で娘が言ったひと言。
幼稚園でお友達からキャンプの話を聞いたのかな? キャンプ、私も久しぶりに行きたいな。
この言葉がきっかけで、家族3人で6月の終わりにはじめてのキャンプをしてきました。


1日1組限定のキャンプサイトで、はじめてのキャンプ

youtei_10向かったのは、札幌から車で1時間30分ほどの距離にある倶知安町のYoutei Outdoor
別名、蝦夷富士と呼ばれる雄大で美しい羊蹄山の麓にあり、湧水の池でラフティングやカヌーを楽しめるスポットです。
この敷地内にあるのが1日1組限定のキャンプサイト。木陰にテントを張り、湧水の池を眺めながらのんびりと過ごすことができます。

youtei_18さらに、これまでインドアだった私たちにうってつけだったのが、「キャンプ手ぶらパック」。テント用品のレンタルからテントの張り方、火のおこし方まで、スタッフの方がお手伝いしてくれます。BBQ用のコンロや椅子、テーブルなども付いているので、食材だけ持ち込めばOKという手軽さです。

 

到着するとまずは、火起こしからスタートです。

BBQは自宅でもしていたので、火起こしは経験済みでしたが、火がつきやすく長持ちしやすい炭の配置など、これまで適当にやっていた部分も教えていただくことができました。

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炭に火がついたら芝生に移動して、いよいよテントの設営です。

受付の際に「一人でも張れるテントですから〜」と言われましたが、パーツを見てみると何が何やら・・???youtei_02

スタッフの方に言われるまま、組み立てていきます。youtei_03

娘もペグ打ちのお手伝い。時間はかかりましたが、しっかり打ってくれました。youtei_04

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テントの設営が終わると真っ先に中へ入り、歓声をあげる娘。
大人の私たちも入ってみると、やっぱりテントってワクワクします。子どもの頃のテントより天井が高かったり、窓が多かったり、その進化にも驚きです。

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youtei_24火起こしとテントの設営であっという間に、1時間半が経過していて、時刻は17時過ぎ。
炭もいい感じだし、先にお風呂へ・・と思っていましたが予定を変更し、夕飯のスタートです。

 

子連れ初キャンプは、料理の下ごしらえを忘れずに!

youtei_13初めてのキャンプということもあり、慣れない場で戸惑わないよう、今回は、自宅で調理の下ごしらえをして臨みました。娘の希望が「焼き鳥」だったので、タレに漬け込んだ鶏もも肉とタンドリーチキンの2種類を用意。その場で竹串に刺して網にのせていきます。

youtei_12「どうしようかな〜?」と頭を捻ったのがご飯もの。混ぜご飯を割りばしに巻きつけ、きりたんぽ風おにぎりを用意し、こちらも炭火で焼いて焼きおにぎりに。娘が面白がって食べてくれることを期待したのですが・・鶏肉に夢中でほとんど食べてくれませんでした。涙

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野菜は、モグマグのレシピでもご紹介したジャーサラダと手軽につまめるように洗ったミニトマトを保存容器に準備。お肉が焼けるまでの時間、小腹を満たしてくれました。

youtei_14少しずつ暮れていく夕日、木々の緑、光が反射してキラキラ輝く池を眺めながらの夕飯は格別。この眺めだけでも「来てよかった〜」と感じられました。

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温泉で日頃の疲れを回復!

お腹も満たされ、夕陽の美しさに感動したところで、ちょっと移動し温泉へ。
敷地内にはお風呂がないため、車で10分ほどのところにある京極温泉へと向かいました。
露天風呂からは、羊蹄山と沈んでゆく夕陽の絶景が見られ、陽が沈むと星もチラホラ。ゆったり体を休めて、さっぱりとした体でキャンプ場へと戻りました。

娘を寝かしつけた後は、夫と少しだけお酒を楽しみ就寝。
一日の疲れもありぐっすり眠り・・のはずが、6月の北海道はまだまだ寒く体が冷えてしまってなかなか寝付けない!冷え込みますとの事前情報はいただいていたので、冬のコートや厚手の膝掛けなども持って行ってかけて寝たのですが、私ひとり寒さに震えながら、眠るのにかなり時間がかかってしまったのでした。(最終的には眠れました)

テント内の温度調整は思いのほか難しい

youtei_15さて、翌朝は心地よく爽やかな目覚め。

の予定が、今度は暑い!めちゃくちゃ暑い! え?数時間前と同じ空間ですよね?

私だけ暑さで飛び起きて、あらゆる通気口を開けて風を通して時計をみるとまだ6時台。
外に出てみると、涼しくてテント内の温度調整の難しさを痛感したのでした。

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youtei_26早めに目が覚めた娘とともに少しお散歩し、夫も起きてきたところで朝食タイム。

ホットサンドを作ろうと、専用のフライパンも持参していたのですが「火、起こせないわ」の言葉で断念し、ただのサンドウィッチにして食べたのでした。
それでも、屋外で食べるとやはり気持ち良く美味しく感じられるものですね。
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10時にチェックアウトし、京極温泉の隣にあった京極ふきだし公園へと向かい、娘を思い切り遊ばせ、ふきだし湧水のマイナスイオンをたっぷり浴びて、札幌へと戻ったのでした。

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失敗も思い出になるファミリーキャンプ

youtei_08あっという間の1泊2日キャンプ。
スタッフの方のサポートもあり、初心者でも難なく過ごすことができました。盲点だったのが寝るときの準備ですが・・。自然に囲まれる心地良さと開放感、娘の楽しそうな姿が何よりうれしくて、夜中に震えながらもやっぱりまた行きたいなと感じました。
失敗も振り返って笑い話になるところが、ファミリーキャンプの良さかもしれませんね。アウトドア料理や心地よい眠りの研究など深めつつ、また家族で楽しみたいと思います。

温泉やコテージなど、設備の整ったオートキャンプ場もたくさんありますし、まずはピクニックやデイキャンプでも十分。皆さんも是非お子さんと屋外の開放感と心地良さを味わってみてくださいね。

ここまでお読みいただきありがとうございました!



配布中のモグマグ2018夏号では、ファミリー向けアウトドアブランド ロゴスショップ札幌店さんへのインタビュー他、外ご飯にも活用できる取り分けレシピをご紹介中です。見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。
遠方の方は、こちらからお取り寄せもできます。


※お取り寄せの場合、価格が150円となっておりますが 本体は0円、150円は発送手数料として頂戴しております。

■今回行った場所

ニセコラフティング Youtei Outdoor

youtei_23〒044-0075
北海道虻田郡倶知安町字富士見466-6
TEL : 080-6075-9466
E-mail: info@youteioutdoor.com

京極ふきだし公園

youtei_22〒044-0131
北海道虻田郡京極町川西45

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食育フリーマガジン『mogmag(モグマグ)』代表取締役 編集長。
食育アドバイザー/幼児食インストラクター。

寒くて暑い旭川市出身。幼少期はおもに、自然豊かな「お米とでんすけすいかの街」当麻町にある祖母の家で、田んぼと畑を走り回って過ごしました。「思い出にはいつも食べものがある」食いしん坊の料理好きです。
大学進学を期に北海道をはなれ、都会の荒波にもまれる。卒業後、札幌にうつり印刷会社、広告代理店などをへて、2010年実父とお酒と音楽のお店 oyacoをオープン。
デザイン、イベントの企画運営、店舗運営に携わり、「占ナイト」「モテナイト」などユニークなイベントを展開。2012年惜しまれつつ閉店しました。
2012年よりフリーランスのグラフィックデザイナーとして活動し、2013年に長女を出産。
子育てをきっかけに「子どもと食」の大切さを見直し、2015年食育フリーマガジンmogmag(モグマグ)を創刊しました。
「ママも子どもも笑顔の食卓」をテーマに情報を発信し、おいしい笑顔をはぐくんでいます。
北海道新聞『朝の食卓』にて、コラム執筆中です。

ブログもご覧ください。
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http://www.sayakat.com

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