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子どもの食育暮らしと食

[③苗植え編]子どもと一緒に家庭菜園を始めてみよう!!

2018.06.29
たてまゆ WRITER

たてまゆ

Let’s enjoy Home garden!!
子どもと一緒に家庭菜園を始めてみよう!!〜苗植え編〜

5月上旬、野菜の苗を選びにガーデニングショップへ出かけました。

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野菜の苗がたくさん並んでいて、ミニトマトだけでも10種類以上あり、一緒に行った娘は「どれにしようかな〜」「こっちが美味しそうだけど、こっちもいいね〜」と出来上がりのイメージ図を見ながら行ったり来たり。最終的に自分の納得のいくものが選べたようで、苗植えもとても楽しそうにお手伝いしてくれました。

子どもは、どこかでお父さんやお母さんは何でも知っていると思っているところがありませんか?家庭菜園については、私も子供も知らないことだらけ。
「一緒に知っていこうね」の姿勢で、これから野菜が育っていく姿や、種や苗から野菜が実る喜び、失敗の経験を子どもとともに楽しみたいと思っています。



今回挑戦するのは、家庭菜園の初心者級と言われるミニトマト、ししとう、きゅうり、いんげん、ピーマンの5種類です。

kateisaien3_7-1前回の<ポイント編>で、池内さんに初心者の私でもわかるように教えていただいたので、子供と一緒に土おこしから始めました。

 

ミニトマトは種類がいっぱい

ミニトマトは、今回3種類の苗を選びそれぞれ植えました。
品種は黄色のミニトマトのプチポンカナリア、いちご型ミニトマトのトマトベリーガーデン、プリンセスロゼです。
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<ミニトマトの育て方>
① 苗を選びます。
② 直径30センチの鉢なら1株、幅65センチのプランターなら2株植えつけられます。
苗をポットから出し、そのまま根をくずさないように植え付けましょう!
③ 支柱に沿わせる
根をいためないように注意して、支柱を立てます。
苗に1本沿わせ、そのほかに数本の支柱を組み合わせると、倒れにくくなります。
茎がのびてきたら、紐を使って支柱に8の字に結びます。
④ わき芽をつむ
栄養を主枝に集中させるため、葉のつけ根からのびてくるわき芽をすべてつみとり、1本仕立てにします。
⑤ 受粉の手伝い
花に昆虫がやってくると、トマトは昆虫によって受粉します。昆虫の少ない時期や場所では、花をゆすったり、支柱を軽くたたくと、花粉が飛び散って受粉しやすくなります。
⑥ 肥料をまく
1段目の花房(花の集まり)の果実がふくらみ、収穫が始まったら、化成肥料ひとにぎりを株の周りにまき、土となじませます。それ以降は2〜3週間に1度のペースで追肥を与えます。
⑦ 先端をつむ
背が高くなりすぎると作業がしにくくなるので、主枝が支柱を超えるくらいの高さまで育ったら、先端を折り取ります。
こうすることで、果実の数が制限されるので、味がよく、粒がそろったトマトを収穫できます。
⑧ 収穫する
色づいたものから順次ハサミで収穫します。

◎参考文献
「小学館の図鑑NEO 野菜と果物」 柏原順太 株式会社小学館

 

ピーマンは苦味の少ない子供用も

ピーマンは、普通のピーマンの苗(左)と、肉厚で苦味の少ない「こどもピーマン」の苗(右)を植えました。
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<ピーマンの育て方>
① 苗を植え、根鉢の上部に土をかぶせ、軽く押さえる。
 根鉢と土が密着するようにたっぷりと水やりをする。
② 支柱を立てる
植え付け直後か、つるが伸びてきたら合掌式に支柱を立てます。
③ 根元から本葉5〜6枚までに出る、わき芽やつぼみ、花は株の成長をよくするためにすべて摘みとる。
指でわき芽をつまんで軽く折るように曲げて摘み取る。
株の負担にならないようにわき芽や実が大きくならないうちに行います。
④ 誘引
つるが伸びるたび、風で茎が折れないように、支柱に誘引する。
⑤ 実がつき始めたら、株の様子を見ながら1ヶ月に1〜2回追肥をする。
⑥ 下葉かき
株が成長すると、株元の古い葉が枯れ始めます。
枯れた葉は病氣の原因になるので随時摘み取ります。
⑦ 収穫
実がついたら、すぐに大きくなってしまうので、はやめに収穫する。
次々と実がなるたびに、ハサミで切って収穫する。
収穫が遅れると、味が悪くなるだけでなく、株が消耗するので取り忘れのないように注意する。

 

ししとう

ししとうの苗は1つ植えました。
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<ししとうの育て方>
① 苗を植えつけたら、根株の上部に土をかぶせて、軽く抑え、根株と土が密着するようにたっぷりと水やりをする。
② 芽かき
植え付け後か、根付いた頃、株の成長をよくするために、摘み取れる大きさのわき芽を摘む。つぼみがついている場合は、つぼみより下のわき芽を摘み取る。
③ 支柱を立てる
株から4〜5cm離れた場所に1.5mの支柱を立て、ゆとりを持たせた八の字で支柱側に結ぶ。
④ 一番果収獲
はじめに枝分かれしたところに一番果がつくので、株の成長をよくするために早目に収穫します。指でつまんで摘み取るか、ハサミで切って収穫します!
⑤ 芽かき
一番果を収穫したら、枝分かれした場所より下のわき芽を全て摘み取る。
⑥ 追肥
実がつき始めたら、株の様子を見ながら1ヶ月に1〜2回追肥をする。
⑦ 収穫
気温の上昇とともに実が次々とつきはじめます。
まれに辛い実が出来る場合がありますが、多くは肥料不足や成育環境の悪化が原因です。
ハサミで切って収穫しましょう。

 

きゅうり

きゅうりは、2つ植えましたよ。
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<きゅうりの育て方>
① 苗を選びます。
② 苗を植え、根鉢の部分に土をかぶせ、軽くおさえる。
③ 根鉢と土が密着するようにたっぷりと水やりをする。
④ 支柱を立てます。
植え付け直後か、つるが伸びてきたら合掌式に支柱を立てます。
株数に合わせ、畝の外側に長さ2mほどの支柱をななめに挿す。
支柱が交差した部分を紐でしっかりと縛る。
上部の交差した部分に支柱を渡して、しっかりと縛る。
補強のために、支柱の片側の側面に支柱をななめに立てて縛る。
つるが絡みやすいように紐を40cm間隔に3ヶ所、水平に張ったら完成!
⑤ 芽かき
株元から本葉5〜6枚(5〜6節)までに出る、わき芽やつぼみ、花は株の成長をよくするためにすべて摘みとる。
指でわき芽をつまんで軽く折るように曲げて摘み取る。
株の負担にならないようにわき芽や実が大きくならないうちに行う。
⑥ 誘引
つるが伸びるたび、風で茎が折れないように、支柱に誘引する。
⑦ 追肥
実がつき始めたら、株の様子をみながら1ヶ月に1〜2回追肥をする。
⑧ 下葉かき
株が成長すると、株元の古い葉が枯れ始めます。
枯れた葉は病気の原因にもなるので、随時摘み取りをする。
株元の葉がなくなることで、風通しが良くなり、病気にかかりにくくなる。
⑨ 収穫
実がついたら、すぐに大きくなってしまうので、はやめに収穫する。
次々と実がなるたびにハサミで切って収穫する。
収穫が遅れると、味が悪くなるだけでなく、株が消耗するので取り忘れのないように注意する。

◎参考文献
「タネのとり方もわかる!おいしい野菜づくり」
北条雅章/監修 池田書店

 

いんげんは種から

いんげんは、苗ではなく種から。
品種にもよりますが、今回は一つの箇所に3つの種を植えるということで、子どもと一緒に数をかぞえながら楽しく植えました。
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<いんげんの育て方>
① 種をまく。
② 本葉が4〜6枚になったら間引きする。
葉の形が悪いもの、生育のよくないものを選んで株元からハサミで切り取り、1カ所に1株にする。
③ 間引き後、2mの支柱を合掌式で立てる。つるが絡みやすいように、40cm間隔でひもを張ります。
④ 追肥
花がつきはじめたら、株の様子をみながら1ヶ月に1〜2回追肥する。
⑤ 収獲
開花後10〜15日でサヤを収穫する。ハサミでつけ根を切り取る。
マメが膨らむとアジが落ちるので、膨らんだマメはタネとり用に残すと良いです。

● タネとり●
サヤが茶色くなって完熟したら、サヤをさわってマメが固くなっているか確かめます。固いようなら、サヤごと収穫してマメを取り出して選別します。
風通しのよい日陰で1週間ほど乾燥させてから紙袋にいれ、冷蔵庫で保存します。

◎参考文献
「タネの取り方もわかる!美味しい野菜づくり」
北条雅章/監修 池田書店




苗や種を植えながら、「明日にはミニトマトできる?」「いつ食べれるの?今日?」「はやくできないかなぁ〜」と、子どもたち。
いつも、スーパーなどですぐに食べられる状態の野菜を見ているからこその感想なのかなと思いました。

「すぐにはできないんだよ。ぐんぐん大きくなって、実ができて、色がついて…おいしくなるんだよ」と伝えると、「ふ〜ん。野菜も土の中で頑張っているんだね〜^^楽しみだね!」と手を真っ黒にしながら言っていました。

子どもと一緒にこれからも、野菜の成長を見ていきたいと思います。
今後の進捗レポートもお楽しみに♪

最後に家庭菜園の用語集です。

<家庭菜園をやるときに知っておくと便利ワード>

◎一番果 : ひとつの株で、はじめにさく実のこと。


◎株間 : 株と株の間隔のこと。適切な株間で育てることで、健康な野菜に育つ。


◎株元 : 地上部の地面に接している部分から、地上部数センチまでを言う。


◎追肥 : 株の成長などで少なくなった養分を成育途中で施す肥料のこと。一般には効果があるすぐに出る化成肥料を施す。通常半月〜2ヶ月に1回肥料を施す。


◎間引き : 成長に合わせて混みあった部分の株を抜き取って適切な株間にすること。


◎芽かき : 不要なわき芽をかき取る作業。株や実を充実させるために行う。


◎誘引 : つるのある野菜や高さのある野菜などを、つるや茎を支柱やのばしたい方向に固定するなどして伸ばすこと。


◎わき芽 : 葉と茎の付け根から伸びる芽。成長すると茎やつるになる。

ひとみさんは、バジルやサニーレタスなどに挑戦中!
そちらもぜひチェックしてくださいね。

■あわせてお読みください。
〜子どもと一緒に家庭菜園を始めてみよう!!〜

①ポイント編
②小さなプランターでも出来る!お手軽お野菜編
③苗植え編
④野菜たちの成長編
⑤お手軽野菜収穫&レシピ編
⑥収穫編

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WRITER

[食べること、作ること、食べている人の笑顔が好きな]
保育士/幼児食アドバイザー。 

海と歴史の街、函館市出身。5人姉妹の3女として、明るく賑やかな家庭で育ったムードメーカー。大学卒業後、大手菓子メーカーで接客にたずさわり、お客様の笑顔を見ることがよろこびでした。
現在は、3姉妹の子育て中。子育てを機に、食への興味が深まり、日々のご飯にちょっとした工夫を取り入れるように。子育てをしながら保育士と幼児食アドバイザーの資格を取得し、あきらめずに続けることの大切さを感じました。
子育て中のお母さんや、これからお母さんになる人たちが、日々の食卓を子どもと笑顔で囲めるように・・子育てと保育士の経験から、毎日のご飯に生かせるヒントや、食の楽しさやおいしさを伝える記事をつづっていきます。

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