> 暮らしと食 > 簡単!便利! おうちにある野菜でできる常備菜レシピ8選
「常備菜!」と意気込むとちょっと大変ですが、毎日のごはん支度の間にできるレシピがあると便利。
今回は、お家にある野菜をつかって、手軽にできる常備菜レシピをご紹介します。
[1].にんじん3本は、細切りにする。にんにく1かけはすりおろす。
[2].耐熱皿に[1]を入れ、2つまみの塩を振り、混ぜ、ラップをして電子レンジ600Wで3分加熱する。一度混ぜて、再びラップをして、2分加熱する。
[3].[2]にツナ缶をまるごと入れて、バルサミコ、塩、粗挽きこしょうで味を整えてできあがり。
小さい子がいる場合や、こしょうの辛みが気になる場合は、盛り付けの後、大人の分にだけ加えても◎
子どもに人気のツナと、バルサミコで、にんじん特有の臭みが消えて、にんじん嫌いの子にも人気のメニューです。
わが家の子どもたちもモリモリ食べて、おかわりをするほど!
バルサミコは、普通のお酢で代用できますが、その時は、砂糖を加えてください。
にんじんは、免疫力を高めて風邪の予防に効果的といわれるベーターカロテンが豊富。
カロテンは、油との相性がよく、ツナ缶に含まれるオイルと合せることで、吸収率がアップしますよ。
[1].にんじん3本、たまねぎ1/4個、にんにく1片、しょうが1片をざく切りにして、フードプロセッサーにかける。ない場合は、おろし金ですりおろす。
[2].[1]に、醤油、油、酢をそれぞれ100ccずつ、砂糖大さじ6を加えて、再びフードプロセッサーにかける。フードプロセッサーがない場合は、泡だて器でよく混ぜる。
[3].最後にたっぷりの白ごまを加えて、フードプロセッサーにかけるか、なければ泡だて器でよく混ぜたらできあがり。
にんじんの栄養をまるごと摂れる、食べるドレッシングです。
サラダだけでなく、大豆の水煮や、ほうれん草のおひたし、豆腐、フライ、ラーメンサラダなど、色々なお料理に使えます。冷蔵庫で、2週間ほど日持ちしますよ。
[1].豆は洗い、虫食いは取り除く。
[2].たっぷりの水に一晩浸けてから、圧力鍋で煮る。圧力鍋がない場合は、お鍋に入れ、中火~強火で2時間くらい加熱し、差し水をしながらふっくらとやわらかくなるまで煮込む。まめにアクを取り除く。
色々なお料理に使うことを考え、味付けはしていませんが、大豆本来の甘みがしっかり出ていて、そのままでもおいしくいただけます。
多めに煮ておけば、保存袋で1か月ほど冷凍保存が可能。サラダ、スープ、煮物などに加えて、手軽に栄養がプラスできます。
大豆は、体をつくるもととなるたんぱく質をはじめ、ビタミン類や鉄、カルシウムなど栄養が豊富。女性ホルモンのバランスを整えるといわれるイソフラボンや、腸内環境を整える食物繊維も含まれているので、子どもにもママにも嬉しい食材です。
[1].ほうれん草は洗い、塩を加えたたっぷりのお湯で1分ほど茹でる。アクが強いので、ふたはしない。
[2].ざるにあけて、水洗いする。
お味噌汁の具、炒めもの、卵焼きなどに、手軽に幅広く使えます。
冬に収穫したほうれん草は、冬の寒さに耐えることで、ビタミンが増える性質があり、夏のものに比べて、ビタミンCの含有量が3倍近く豊富です。
また、日持ちがせず、生のまま常温で保存していると、1日でビタミンCが半減。買ってきたら早めにゆでてしまうのがおススメです。
[1].ブロッコリーの芯や、大根、にんじんなどの根菜を輪切りにして、お花や星形など、好きな形に型抜く。
[2].塩を加えたお湯でゆでる。厚みにもよりますが、ブロッコリーなら2分くらい、大根やにんじんなら10分ほどゆで、火が通ったものからあげる。
カレーライスや煮物に入れると、見た目も華やかになり、お弁当にもいろどりをプラスしてくれます。かわいらしい見た目にすることで、子供も興味をもって食べやすくなりますよ。
⑤で紹介した根菜の型ぬきで余った部分をみじん切りにして、冷凍保存。
チャーハンやスープの具材として、さっと出してすぐに使え、とても便利ですよ。写真の紫大根は、サラダを作るときに加えると、それだけでいろどりが華やかになります。
⑤で紹介した根菜をゆでた時の汁を捨てずに、スープなどに使います。
栄養はゆで汁にも溶け込んでいるので、お料理に使うことで、栄養をあますことなく摂ることができます。
お野菜のだしは、滋味深くやさしい味わいです。
[1].昆布を細切りにしたものを、お鍋で煮て、醤油、酒、砂糖で味を整える。
[2].仕上げに白ごまをたっぷりと和える。
お味噌汁などのだしをとった昆布をその都度、細切りにして、冷凍庫の保存袋に入れてストックし、ある程度の量になったら作る佃煮です。
捨てずにリメイクすることで、立派なごはんのお供に変身です。
今回ご紹介した常備菜を使って、お弁当を作ってみました。
常備菜のおかげで短時間でもいろどりよく作ることができましたできましたよ。
「常備菜を作るぞー!」と一気に意気込むと、続けるのが大変ですが、夕飯の支度中、お湯を沸かしている時や、焼き物をしていて少し手が空いている時などに、パパっと野菜を刻んでおいたり、ゆでる、煮るは、その都度ではなくまとめてやると、ムリなく続けられます。
まずは、できることから始めてみてくださいね。
シェフ料理ではなく、シュフ料理をモットーに、手軽に作れて、おいしく、彩りの良いオシャレな盛り付けが好評。 お母さんたちの、日々の食事作りがもっと楽しくなるように、また、それを食べる子供たちが健康で、笑顔になるように、手軽でマネしてみたくなるようなポイントや、テクニックをご紹介していきます。
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