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献立・レシピ

一年でいちばん長い夜 〜冬至はかぼちゃとゆず湯で体をポカポカに。

2018.12.15
たてまゆ WRITER

たてまゆ

二十四節気のひとつである「冬至」

一年のうちで一番日が短く、夜が長いので、本格的な冬を感じる日です。
冬至といえば、かぼちゃ料理とゆず湯。
昔から「冬至にかぼちゃをたべると病気にならない」と言い伝えられてきました。

冬至のかぼちゃは、小豆といっしょに煮る「いとこ煮」が定番です。
名前の由来は、硬い食材を追々(順番に)煮ていくことから、 「甥々」にかけて「従兄弟」とする説や、 ハレの日の料理である「おこと煮」と関係があるという説などいろいろ。


かぼちゃのいとこ煮を食べたら、ゆず湯で体をあたためましょう! ゆずは血行を良くしてくれるので、体がポカポカになりますよ。
もともと、ゆずは運を呼び込む前に厄払いをするための禊(みそぎ)だと考えられてきました。
ゆずは実るまでに長い年月がかかるので、 長年の苦労が実りますようにとの願いも込められています。

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甘納豆を使った、かんたんでおいしい「いとこ煮」のレシピをご紹介します。

<材料>
○かぼちゃ・・・1/2

○甘納豆 ・・・適量(今回は1袋つかいました)
○塩   ・・・少々

<作り方>
① かぼちゃの種をとり、一口大に切る。 皮のごつごつしている部分を包丁でそぐようにむく。
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② かぼちゃの皮を下にして鍋に並べ、浸るぐらいの水を入れ(分量外)、甘納豆を加えて煮る。
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③ かぼちゃに火が通ったら塩で味を整える。

④ 火を止め、しばらく置き、味を含ませてできあがり。
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二十四節気とは?

春夏秋冬で表される四季ですが、日本ではさらに細かく季節を分類した二十四節気というものがあります。
門司通り一年を季節ごとに24等分してあり、その分割点に季節を表す名前がついています。

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[食べること、作ること、食べている人の笑顔が好きな]
保育士/幼児食アドバイザー。 

海と歴史の街、函館市出身。5人姉妹の3女として、明るく賑やかな家庭で育ったムードメーカー。大学卒業後、大手菓子メーカーで接客にたずさわり、お客様の笑顔を見ることがよろこびでした。
現在は、3姉妹の子育て中。子育てを機に、食への興味が深まり、日々のご飯にちょっとした工夫を取り入れるように。子育てをしながら保育士と幼児食アドバイザーの資格を取得し、あきらめずに続けることの大切さを感じました。
子育て中のお母さんや、これからお母さんになる人たちが、日々の食卓を子どもと笑顔で囲めるように・・子育てと保育士の経験から、毎日のご飯に生かせるヒントや、食の楽しさやおいしさを伝える記事をつづっていきます。

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