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赤ちゃんから楽しめる絵本「おいしい絵本」その4〜モグマグスタッフおすすめ!

2019.11.10
高橋さやか WRITER

高橋さやか

今回は、赤ちゃんから楽しめる絵本

モグマグスタッフそれぞれの視点でご案内してきたおいしい食べもの絵本。
幼児期のお子さん向けの作品が多かったので、今回は、赤ちゃんから楽しめる絵本を3冊ご紹介します。

編集長高橋さやかのおすすめーその2

 

やさいさん

yasaisan

亀山達矢さん、中川敦子さんご夫婦によるユニットtupera tuperaさん作の絵本は、ユニークなイラストとしかけが楽しい絵本。
畑に野菜が生えている様子や葉っぱ、引き抜かれたときの根っこの部分など、身近に畑がないと見ることのできない野菜の姿に、大人も興味深く読むことができます。

くり返される「やさいさん やさいさん だあれ」というフレーズ。
赤ちゃん絵本に多いくり返しのリズムは、言語発達の基本となるものです。
めくるしかけや鮮やかな色使いなど、子どもの好奇心を刺激する要素がつまった1冊です。

やさいさん
tupera tuperaさく
学研刊

 

くだものぱっくん

pakkun

娘の1歳の誕生日に、保育士をしている大学時代の友人がプレゼントしてくれた思い出の1冊です。

娘と何度もくり返し読み、4歳になった今でもくだものを食べる時には、この絵本のフレーズが飛び出して一緒に「あーおいしい」と顔がほころびます。

イラストレーターとして活動されていた時期もある石倉ヒロユキさんが描くくだものは、繊細な色使いとやわらかなタッチで、どれも手をのばしたくなるほどおいしそう。
特に、ぶどうを食べる小鳥のイラストが絶妙な色合いで、個人的にお気に入りです。

親子で絵本を読むたび、くだものが食べたくなってしまう一冊。

くだものぱっくんの他、おやさいとんとん、ころころおむすびなどママと赤ちゃんのたべもの絵本というシリーズで刊行されているので、読みくらべてみるのも楽しいですね。


くだものぱっくん
真木文絵さく/石倉ヒロユキえ
岩崎書店刊

 

がたんごとん

gatagoto

がたんごとん がたんごとん という小気味よいリズムに乗って、機関車が哺乳瓶、バナナ、りんごなど、赤ちゃんの「食」にまつわるあれこれが「のせてくださーい」と、乗車していきます。終点でみんなおりたさきには、楽しい食卓が。

娘が生まれてすぐに、幼稚園の先生をしている叔母がプレゼントしてくれた絵本です。

安西水丸三の軽妙なイラストと、がたんごとんのリズムが、読んでいる大人も愉快な気分にさせてくれる楽しい一冊。まだ言葉がしゃべれないうちから、何度も娘と読み「のせてくださーい」の場面でいつも「あー!」と手をあげる娘の姿が心に残っています。

同じシリーズの「がたんごとん ざぶんざぶん」もオススメです。

がたんことん
安西水丸さく
福音館書店刊

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WRITER

食育フリーマガジン『mogmag(モグマグ)』代表取締役 編集長。
食育アドバイザー/幼児食インストラクター。

寒くて暑い旭川市出身。幼少期はおもに、自然豊かな「お米とでんすけすいかの街」当麻町にある祖母の家で、田んぼと畑を走り回って過ごしました。「思い出にはいつも食べものがある」食いしん坊の料理好きです。
大学進学を期に北海道をはなれ、都会の荒波にもまれる。卒業後、札幌にうつり印刷会社、広告代理店などをへて、2010年実父とお酒と音楽のお店 oyacoをオープン。
デザイン、イベントの企画運営、店舗運営に携わり、「占ナイト」「モテナイト」などユニークなイベントを展開。2012年惜しまれつつ閉店しました。
2012年よりフリーランスのグラフィックデザイナーとして活動し、2013年に長女を出産。
子育てをきっかけに「子どもと食」の大切さを見直し、2015年食育フリーマガジンmogmag(モグマグ)を創刊しました。
「ママも子どもも笑顔の食卓」をテーマに情報を発信し、おいしい笑顔をはぐくんでいます。
北海道新聞『朝の食卓』にて、コラム執筆中です。

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http://www.sayakat.com

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