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【ママのイライラ飛んでけ!】プロに聞く美味しく楽しく食べるコツ〜前編

2016.12.14
高橋さやか WRITER

高橋さやか

こんにちは!mogmag(モグマグ)編集長の高橋さやかです。

お子さんとのご飯の時間……楽しめてますか?

 

せっかく作ったのに、なかなか食べてくれない……
途中で立ち上がったり、遊び始めたり……
気付けば30分、1時間と過ぎていく……

思うようにいかないことの連続でつい、イライラ。

でも、本当はママも一緒にごはんの時間を楽しみたいですよね。
そこで「子どもと食」のプロであるお二人の方にアドバイスを伺ってきました!

前編、後編の2回にわたってお届けします♪

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【お話を伺った人】
品川ひろみ先生
札幌国際大学短期大学部 幼児教育保育学科 教授
専門は、保育社会学・教育社会学。
北海道社会福祉審議会委員 札幌市子ども・子育て会議委員

保育がご専門とあって、
おだやかで優しい雰囲気の品川先生。
ご自身も2人の娘さんと、お孫さんが2人いらっしゃいます。
幼児教育、そして保育の専門家としての視点からお話をうかがいました。

 

 

◆食事の基本って……?

sayaka品川先生、本日はよろしくお願いします。


shinaよろしくお願いします。

 

sayaka早速ですが、3歳になる娘がなかなかご飯を食べてくれません。
途中で遊び始めたり、立ち上がったり。

夕飯のタイミングだと、お風呂や寝る時間も気になってしまって……ついつい、イライラしてしまうんですよね。

もちろん、毎日ではなく、日によってはお利口さんでスムーズにことが運ぶ日もあるのですが。その状態をキープするのが難しくて。

何かよいヒントはありますか?

 

shinaお母さんたちの多くが抱える悩みですよね。

まず、お子さんの食事の基本は
①栄養をとること
そして
②食事そのものを楽しむこと
この2つです。

ですから、「食べることが楽しい!」ということを教えてあげることが大切です。
やってはいけないことをした時には、上手にお子さんの気持ちを切り替えてあげると良いですよ。

 

sayakaなるほどー。
切り替える……ですね。具体的には、どうしたら良いのでしょう?

shina例えば、食事中に立ち上がったり走り回ったり……頭を抱えるお母さんも多いと思いますが、お子さんは「大好きなママとの食事がうれしい!」ということを体で表現しているんです。

sayaka体で表現!そう考えると温かい目で見られますね。

shinaただ、ずっと立ち上がって走り回っているのは、お母さんも困ってしまいますから
「かっこ良く座って食べられるかな?」
「上手にモグモグできるかな?」
といった声かけをして、食事を促してみてください。

根気のいることですが、少しずつお子さんも理解していきますよ。
出来た時には、思いっきり褒めてあげることも忘れずに。

 

sayaka声かけ、大切ですよね。
すぐに言うことを聞いてくれないと、思わず怒ってしまうこともありますが……
大人も根気がひつようですね。
気長にチャレンジしていきます!

 

遊び食べで悩むお母さんも多いようですが……

 

shina手づかみ食べの時期ですと、床に食べ物を落としたり器の中をぐちゃぐちゃかき回したりしますね。大人にとっては、遊んでいるように見えることも、お子さんに取っては楽しい実験。手づかみ食べを通して、食べ物に触れることは、お子さんの発達にとっても大切なことです。

お母さんたちは、毎日のことで大変だと思いますが、
時には、その様子を観察してみよう♪ くらいのおおらかさを持って接すると、お子さんものびのびと成長できると思いますよ。

sayakaわが家は、手づかみ食べの時期は床に新聞紙をしいて対応していました。
大人側の工夫で、子どもの成長をサポートできると良いですね。


ただ、遊ばせてばかりいるのも「これで大丈夫?」と不安になってしまうのですが。

 

shinaある程度食べてから遊び食べが始まったら、いさぎよく切り上げる。
絶対にしてはいけないこと、危険なことをした時にはしっかりと注意する。
など、メリハリを持って接すると、お子さんも自然と学んでいきますよ。

sayakaなるほどーメリハリですね。

shina私も今、娘が大人になり、孫が出来て思うことですが、もっと見守ってあげても良かったのかな、と。
そんなに心配しなくても、みんな「その家の子」らしく育っていきます。
お父さんお母さんが、しっかりとしたマナーで食事をとっていれば、お子さんもその姿をみて、自然と学んでいきますよ。
なかなか家族全員で食事の時間をとるのは難しいかもしれませんが、週に一度は、「家族みんなでおいしいね」を共有できるといいですね。

 

sayaka子育てをきっかけに、大人も食事について見直す良い機会かもしれませんね。


品川先生、ありがとうございました。

 

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WRITER

食育フリーマガジン『mogmag(モグマグ)』代表取締役 編集長。
食育アドバイザー/幼児食インストラクター。

寒くて暑い旭川市出身。幼少期はおもに、自然豊かな「お米とでんすけすいかの街」当麻町にある祖母の家で、田んぼと畑を走り回って過ごしました。「思い出にはいつも食べものがある」食いしん坊の料理好きです。
大学進学を期に北海道をはなれ、都会の荒波にもまれる。卒業後、札幌にうつり印刷会社、広告代理店などをへて、2010年実父とお酒と音楽のお店 oyacoをオープン。
デザイン、イベントの企画運営、店舗運営に携わり、「占ナイト」「モテナイト」などユニークなイベントを展開。2012年惜しまれつつ閉店しました。
2012年よりフリーランスのグラフィックデザイナーとして活動し、2013年に長女を出産。
子育てをきっかけに「子どもと食」の大切さを見直し、2015年食育フリーマガジンmogmag(モグマグ)を創刊しました。
「ママも子どもも笑顔の食卓」をテーマに情報を発信し、おいしい笑顔をはぐくんでいます。
北海道新聞『朝の食卓』にて、コラム執筆中です。

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http://www.sayakat.com

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