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だし暮らしと食献立・レシピ

丁寧に撮った“だし”の美味しさは別格!意外と簡単にできるだし生活のすすめ

2018.07.09
たてまゆ WRITER

たてまゆ

“だし”をとると言うと、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょう。

「なんだか面倒くさそう」
「手間がかかるんじゃない?」
「わたしには難しそう…」
など、ハードルが高くて感じる方も多いのではないでしょうか。

赤ちゃんが母乳以外で初めて口にする離乳食。
天然の素材を使い、家庭でとった出汁を加えるだけで、グッと旨みや風味が増すんです。

でも、そのだしってどうやってとるの?
何からだしをとればいいの?と、疑問もありますよね。
一つずつ解決すれば、「だしをとる」って、実はそれほど面倒ではないんです。
今回初めて離乳食初期から使える基本の出汁の取り方もご紹介します。


だしって何?

昆布やかつお節などの食品を煮て出した汁。
煮出し汁の略で、出し汁、にだしとも言います。

 

だしは何からとるの?

dashi03代表的なものは、昆布やかつお節、煮干しですよね。
他にも、とり肉やシイタケなどからもだしがとれます。

基本のだし

<離乳食初期から使える!『昆布だし』の取り方>

konbu01水:500mL
昆布:5g

① 固くしぼったぬれふきんで、表面の汚れを軽くふく。
② 昆布を水に30分から1時間つけておき、その後、火にかける。
③ 沸騰する直前になったら火を弱め。アクをすくいながら2〜3分程度煮る。煮たちそうになったら火を止め、昆布を取り出す。

 

〜昆布だし活用法〜
◎人参や大根などをだしで煮ると、美味しさUPで赤ちゃんもパクパク食べてくれます。
◎白菜などの葉物を嫌がるあかちゃんもいると思いますが、そんな時は昆布だしと少量の片栗粉でとろとろにするとGood!




<離乳食中期から使える『かつおだし』の取り方>
 水:1L
 削り節:30g

① 鍋に水を入れて強火にかけ、沸騰したら火を止める。
② 削り節30gを入れて、1〜2分間おく。
③ ざるに布またはキッチンペーパーを敷いて、削り節をこし、1分間おく。
※ 削り節をこす時に、絞るとえぐみが出るので、絞らないこと。

 

〜かつおだし活用法〜
◎よく煮て柔らかくしたうどんやそうめんを食べるときに、昆布だしやかつおだしが大活躍します!
◎離乳食初期と同じように、煮物や食べにくい食材にとろみをつけるときなどに使ってください。




スーパーに並ぶ顆粒のだしや液体のだしは、手軽で便利。手に取る方も多いですよね。

日々、家事や子育てに追われる中で、毎日出汁を取るのはハードルが高いもの。
まずは、ちょっと時間があるときや、手をかけてご飯を作りたいなと思った時だけでも、だしをとってみませんか?
多めに出汁をとって冷凍保存しておけば、「あっ!」と思い立った時に、お料理やお味噌汁に使えて便利。

konbu03丁寧にとった“だし”は、雑味がなく体にも優しい。
天然の美味しさを家族に伝えていきたいですね。


<もっと簡単なだしの取り方もあります!こちらの記事もあわせてご覧ください。>

[お手軽時短だし編]意外と簡単にできるだし生活のすすめ

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[食べること、作ること、食べている人の笑顔が好きな]
保育士/幼児食アドバイザー。 

海と歴史の街、函館市出身。5人姉妹の3女として、明るく賑やかな家庭で育ったムードメーカー。大学卒業後、大手菓子メーカーで接客にたずさわり、お客様の笑顔を見ることがよろこびでした。
現在は、3姉妹の子育て中。子育てを機に、食への興味が深まり、日々のご飯にちょっとした工夫を取り入れるように。子育てをしながら保育士と幼児食アドバイザーの資格を取得し、あきらめずに続けることの大切さを感じました。
子育て中のお母さんや、これからお母さんになる人たちが、日々の食卓を子どもと笑顔で囲めるように・・子育てと保育士の経験から、毎日のご飯に生かせるヒントや、食の楽しさやおいしさを伝える記事をつづっていきます。

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