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身近な飲み物であるお茶について、とりわけ小さな子どもには何がいいの?というご質問をよくいただきますので、今回はお茶の成分について簡単にご紹介します。
お茶の主要三大水溶性成分は、
①カテキン(ポリフェノールの一種で渋み成分)
②カフェイン(苦み成分)
③テアニン(アミノ酸の一種でうま味成分)で、
これらのバランスがお茶の美味しさを決め、それぞれに優れた保健作用が認められています。
カテキンには殺菌、抗菌作用があり、風邪予防・虫歯予防に効果的。うがいの際には、緑茶を薄めた水でも十分な効果があることがわかっています。また、おむつ交換の際に、お茶を薄めたお湯でタオルを絞っておしりを拭くのもおすすめです。
一番気になるところは、飲料としてのカフェインの含有量でしょうか。
カフェインは、疲れをとる働きや利尿効果がありますが、採りすぎると夜眠れなくなるという方も。
子どもの場合は、飲む時間や量など、大人よりも少し気を付けてあげるとよいでしょう。
お茶のカフェインの含有量は、種類によって異なり、一番多いのが玉露で(コーヒーよりも多い)、続いて抹茶(コーヒーよりは少なくココアと同じくらい)、そして若い芽を使った高級煎茶、成熟した芽(葉)でつくられた番茶、焙煎したほうじ茶、の順で少なくなります。
お茶には気分を落ち着かせる効果のあるテアニンも含まれており、ビタミンCも豊富。ノンカロリー健康飲料のお茶を、ぜひお子様とご一緒にお楽しみくださいね。
大森園㈱ 代表取締役 大森由美子
(NPO法人日本茶インストラクター協会認定 日本茶インストラクター)
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